似顔絵作成の際の不思議な偶然の重なり。

次の日曜日が友人の旦那様の四十九日。
それに間に合わせるために、ポストカード大のケント紙やメッセージカード、新しいスクリーントーンなどを購入して先日の休みの日に描きました。
イラスト自体、描くことが年に一度に年賀状を描くくらいだった上、ここ何年かは写真年賀状で使用していなかったので、筆ペンはかすかすに干乾び、カッターも錆びてボロボロ…。（滝汗）
全て新しくおろしました。
陰影用や背景のスクリーントーンは新しく購入したものの、服の部分は手持ちのトーンを使おうとまとめてしまっている紙袋をゴソゴソと漁っていると、ネガも一緒の写真の束が出てきました。
“何でこんな所に写真？？”と不思議に思いながらも取り出し、写真を見てみると…。
いきなり、仁王立ちした友人の旦那様の写真！！！！！(°д°;;)
他の写真も見てみると、旦那様の他にも友人や愛犬の写真のオンパレード。
まだ二人が結婚する前の懐かしい写真でした。
そこで思い出したのが、二人の結婚式の時のしおり。
この時のしおりは私が全て作成したのですが、二人の紹介ページに写真を使うためにその候補達として、二人がネガごと私に託してくれたもの…だったと思います。（汗）
昔すぎて、もう全然記憶がないの自分がイタイわ…。(-_-;)
てか、返すの忘れてたってどういうことよ自分！！！！！
Hさん、Y。
本当にごめんなさい。
早速、Yにそのことを電話すると、本人も「そんな写真あったっけ？」とすっかり忘れておりました。
そうだよなぁ～…。
年数、二桁だもんなぁ…。（殴）
それにしても年に一度とはいえ、毎年くまなくトーン束を漁っていたのに全然、気付かなかったのに、その写真の相手の似顔絵を描く時にトーンの間からひょっこり出てくるなんて…。
いや、目にはしてはいたのかもしれないけれど、自分の写真だと思って気を留めていなかっただけなのかもしれません。
Y曰く、「気付いてよ～って出てきたんじゃない？」
うん、そうなのかもね。
Hさんが昔の自分やY、愛犬の写真を友人の元へ返したかったのかもね。
そしてその後、更に他には何かないかと紙袋を探っていたら、今度は結婚式のしおりの原稿が出てきました。
これも日の目を見たのは、二桁の年数振りです。（汗）
今だったら、パソコンで写真を取り込んでカラーで出来ますが、その当時はコピーでしか作れなかったからなぁ。(^_^;)
しおりではコピーで白黒になっていた二人の写真も、その原稿にはカラー写真で久し振りに見ることが出来ました。
この写真、お互いにヘアバンドで額を丸出しにした上、パックで顔に卍やらまだら模様のペインティングしていて、「本当にこの写真でいいの！？！？」とかなり念押しした記憶があります。
HさんとYみたいなここまで面白好きで、ノリのいい夫婦ってそうそう居ないよ。
昨日、描き上げた似顔絵を仕事帰りにYの家に届けに行く予定でした。
Yはまだ色々と手続きや、四十九日の準備で出歩いているので家の物置に置いていくという話になっていました。
それが仕事が終わった後、朝にクレジットカードを利用したお店で返してもらい忘れていたことに気付き、カードサービスカウンターでその問い合わせや確認で時間を取られてしまいました。
それが終わってさて、Yの家へ…と地下鉄に向かおうとしたところ、そのYから電話。

「今、どこ？」

「札幌駅。クレジットカード、返してもらい忘れちゃってさ。その問い合わせで遅れちゃったけど、これからYの家に向かうよ」

「私、今大通に居るんだわ。家まで遠いからこっちに来なよ。6時に仕事終わるって言ってたから、もう移動しているかと思って焦った～。間に合って良かったわ」

…マジすか。(・_・;)

ちなみにカードの返し忘れしたのも、されたのも生まれて初めてです。
その後、大通で無事にYと会えてメチャクチャ久し振りに一緒にご飯も食べました。
ただ、二人とも街中の美味しいお店というものが全く分からず、手近なコンビニで札幌の観光案内雑誌で調べたりと、丸っきり観光客状態でした。(^_^;)

『私達、生まれも育ちも生粋の札幌住民のはずだよね！？』とお互いに言い合いながら、結局は友人宅の近くの焼肉屋さんへ行きました。
友人とご飯もさることながら、焼肉なんてこれまた久し振り～！！
どちらも6～7年以上？？？（爆）
そして生まれて初めて、ハツ（牛の内蔵）と鳥の首元の筋肉部分を食しま
した。
どちらも美味しかったｖｖｖ
私の生まれて初めて食べたという経験は、ほぼ100％Yと一緒の時です。
Yの食材の博識っぷりは本当に凄いのですよ！

何だか色々な偶然が重なったここ数日の出来事。
Hさん…のおかげなのかな？
似顔絵は似ていないけど、気持ちだけは目一杯込めたので当日は心の中でお参りします。
四十九日が済んで、Yの周辺が少し落ち着いたら改めてお参りに行きますね。