タジャドル漬け。

ここ毎日、仕事前と寝る前に“仮面ライダーオーズ”の映司とアンクのタジャドルをずっと観ています。
こんなに毎日、何回も観るなんて生まれて初めてだ。
それほど、心を揺さぶる。
そして、昔に持っていた熱い想いを思い出す。
“自分”ではない、全く別の誰かを演じることが大好きだったあの頃。
本来の性格は人見知りで小心者なのに、役に入るとどんな役でも入り込めて普段の自分じゃ絶対に出来ないようなことも出来た。
｢スタート！｣の一言で、瞬時に泣くことも出来た。
｢ストップ！｣の一言で、涙を拭って何事も無かったかのように役からいつもの自分に戻ってた。
“北海道コミュニケーション博92”、“不思議のコミュニケーションの国のアリス”。
6人、6様の私だけのアリス。
今でもあの時の曲の数々は歌えるし、踊れる。
残念だけど、今はあの時みたいに一人芝居状態で、30分ぶっ通しで声を張って歌って踊ることは出来ない。
肺に負担が掛かるからカラオケも殆ど行けないけど、病院で肺機能の検査をした時に、肺活量が多いのに驚かれたのはちょっと嬉しかった。
このタジャドルの映像を観ると堪らなく、自分もまた演じる場所に戻りたくなる。
今の自分の仕事もある意味、演じる仕事ではあるけど全身で演じたくなってしまう。
お客さんの前で反応を見ながら、アドリブ入れて客席に飛び込んで。
今は亡き祖母も、嬉しそうに観ていてくれてたな…。
演じたい…。
演じたいよ……。
また舞台で思いっきり演じたいよ。
私の最初で最後の夢…。
りょんくん、どうかこれからも私に夢を見させて下さい…。
そして、また“続きを読む”の中にこっそり忍ばせる。（爆）