フルバ〜！！

フルーツバスケット（高屋奈月先生）、次号で遂に最終回ですね。
十二支の呪いに縛られた１２人とその頂点である神であるあきとが、透（女の子）との出会いと心の触れ合いによって呪いが解けていく話なのですが、そこに至るまでは山あり谷ありで…。
本来なら、かなりシリアスなストーリーのハズなのですが、高屋先生独特のウェットかつ、ギャグ突っ込みテイストが緩和剤となってそれだけを感じさせない作品となっています。
透と王子、もしくはゆんゆんこと（笑）、由希ときょん、もしくはきょん吉（笑）こと夾の三人がメインキャラですが、他のキャラもそれぞれ魅力的でそれぞれの抱えていた過去やしがらみもちゃんと語られています。
それがまた胸にくる内容ばかりで、高屋先生ってやっぱりすごいなぁ〜…と思ってしまいます。
過去の作品も全て何かを考えさせられるストーリーばかりで、先生の作品は本当に大好きなのです。
フルバでは最初、透に対して由希も夾も気になる存在として扱われていたのでどっちとくっつくのかハラハラしていましたが、どっちも幸せな結末になって一安心。
途中、高屋先生のご病気で長期休載になってしまった時は先生の行く先が本当に心配しましたが、こうやって無事にフルバを完結させることが出来て、一番安堵されているのは何より高屋先生自身でしょう。
高屋先生、フルバ完結おめでとうございます！！（まだあと一回あるけど。（殴））
そしてまた、次回の作品も心よりお待ちしております。