気力も時間の問題。

今日、還付申告の帰りに掛かりつけの病院に行った時。
主治医の診察曜日じゃないので、違う医師に診察してもらったのだけど…。
ここ最近のカルテを見て「ちょっと…これは…。君、大丈夫なの？」と真顔で聞かれた。
自家中毒になってから二か月以上。
戻らない体重と、落ちたままの体力と筋肉。
人体標本みたいに、骨と皮と内臓が浮き出た身体。

「君、喋り方や顔つきは普通の元気な人と同じだけど、かなり肉体的に辛いんじゃないの？その年で自家中毒になるってのも相当だけど、そうなってから二か月もこの状態って、もう気力だけで動いている感じだよ。でもその気力ももう使い過ぎて、マイナスにまでいっているんじゃないかと思う。仕事をしていることが、ありえない状態の身体だよ。主治医の先生と、改めて相談した方がいいんじゃないかと思うよ。これで風邪でも引いたら、すぐに最悪のことも考えられるよ？」
うん、分かってる。
それは常に感じている。
身長158センチで体重が35～36キロのまま。
自家中毒のメイン症状である食べたら吐くということが無かったから、健康診断で体重減少と尿検査の蛋白値で引っ掛かってした、血液検査でケトン体が出て判明した自家中毒。
「身体が生きることを放棄している状態だよ！！栄養を吸収出来ないから自分の身体を食らっているから、こんなに痩せてしまったんだよ！！」と言われても、“そっかぁ……”って普通に受け止めてた。
健康診断で「去年に比べてかなり体重が減っているんですが、何かありましたか？」って言われたって自己申告するまでは、気が付かなかったのにね。
仕事柄、スキンケアにはかなり気を使っていたから、病的な顔にはなっていなかったしなぁ。
自家中毒が判明した時点で、速攻でブドウ糖を点滴されてすごくだるかった。
急にエネルギー源が身体に回ったから、対応出来なかったんだろうな。
元々、機能が弱かった胃腸にこれで壊滅的なダメージを受けて、今もご飯を食べてもすぐにお腹が痛くなってトイレに直行。
ただただ、驚いている医師に「自分でも気力だけで動いていると思います。仕事に行かなきゃいけないという気力だけで、何とか毎日を過ごしています。朝も身体がだるくて、動き出せるまで30分は掛かります。でも“仕事に行かないと”と思っているから、何とか動けます」
「そうか…。君が言う通り、気力だけで動いていると思うよ。働けているのがありえない状態だよ。今、インフルエンザどころか、風邪を引いただけでも重篤化する危険性が高いよ。“仕事”という目標があるから何とか頑張っていられるみたいだけど…。その気力も使い果たして、もうマイナスになっていると思うよ。主治医の先生と、改めて相談した方がいいと思う」
そうだね…。
今の身体になる前からも、体重は40キロは切らないように言われていた。
私の喘息性の発作はただの風邪であっても、すぐに気管支炎や肺炎になってしまうから。
あの発作はとんでもなく、体力を消耗する。
今の身体なら、すぐに体力が尽きてしまうだろう。
今まで主治医と話し合ってきたこと、今の自分が感じている自身の身体のこと。
それらのことを全て医師に伝えたら、「僕にはそこまでは言えないけど…。君が感じていることは、正しいと思うよ」
今の私の気力は、4月のりょんトークショーに行きたい！！だけで占められていると思う。
りょんと会えたら、もう思い残すことはないとまで思っている。
だから、きっと頑張れているんだと思う。
殆ど吸収されなくても、ご飯も食べてる。
りょんと会いたいから。

…でも分かっていても、改めて言われると毎度のことながら辛いなぁ…。
ブログも始めてから、この3月で丸8年？だっけ？
4月のりょん（三浦涼介くん）のトークショーが終わったら、区切りを付けようかなぁ…と思い始めている。
元々、ゲームブログとして始めたのに最近では仮面ライダーオーズや、りょんや秀（渡部秀くん）のことばかり書いていたけど、弱っていく姿を書く闘病ブログにはしたくないしなぁ…。
これを読んでヤキモキする人も居るだろうから。
ちょっと考え中…。