あの日から一年。

東日本大震災から、今日で一年。
首都圏も大きな地震に見舞われ、首都圏に沢山の友人や元後輩がいる私は、ひたすら安否確認のメールをしていた。
回線が混み合って、なかなかメールが送信されず、ただただ無事を祈った。
全員から無事だというメールの返信があったのは、翌日や翌々日。
その間、テレビではずっと被災地の状況が流され、つい一ヶ月前に仕事で行ったばかりだった仙台空港の光景はただ、唖然として見ていた。
北の地に住む私でさえ、テレビで延々と流れる被災地の状況にただ、やるせない虚無感をずっと抱えていた…。
私が被災地の方々の心情や、想いを分かるかのように、軽々しく言えることじゃないことじゃないって分かっているけれど…。
それだけ、ショックを受けた。
なのに、義援金の寄付や想いを寄せることしか出来ない…。
岩手は私の父方の祖父の出身地。
岩手にいるだろう親戚とは全く交流がないけれど、今どうしているのか…。
気が付くと想いを、はせている。
震災のあった午後2時46分。
仕事場でその時刻に、皆で黙祷を捧げる予定です。
他の場所でも、黙祷を捧げる方々は多いでしょう。
皆の祈りが。
心が。
ひとつの光になって、被災地の皆様に少しでも届きますように………。